ARToolKit
ARToolKit の使い方やTipsの紹介
About
ARToolKitは拡張現実感アプリケーションの開発に使用される世界で最も人気のあるライブラリです。
10年以上継続されて開発されており、数千人のユーザーとの活発なコミュニティとHIT Labによる研究・開発による最新の成果を組み込み、Professionalバージョンとして有償で提供されていました。
2015年にARToolworks社が、DAQRI(http://daqri.com/)社に買収され、オープンソース化されました。現在は、LGPL v3で配布されています。
ここで説明しているライブラリは Professinal 版です。下記サイトよりダウンロードして下さい。
- ARToolKit
https://github.com/artoolkit/
この文書以外に、GPL版のARToolKitを解説した本【3Dキャラクターが現実世界に誕生! ARToolKit拡張現実感プログラミング入門 (amazon)】を購入されることをお勧めしています。
ここで説明している内容はアプリケーションを組み上げる事を目的としています。そのため、実際に内部でどのようなことを行っているか?
理論や用語、出てくる変数(行列)についてそれほど触れません。それらの補完として上記本を使用して頂ければと思います。
注意!! ここで説明しているバージョンはまだ v5.2 以降のバージョンに対応していません。
開発環境構築手順
Windowsでの開発方法になります。
- ARToolKit Install
インストール - Rebuild AR Libraries
ARToolKitで使用するライブラリをリビルドします。 - Simple Lite の実行
サンプルを実行します。
チュートリアル
- プロジェクト作成
配布されているソリューションではなく、新規ソリューション、プロジェクトを作成します - ライブラリ設定
ARToolKitのライブラリと関連付けを行います - サンプルアプリケーション作成
simpleLiteのソースコードをコピーしてサンプルアプリケーションを作成します - simpleLite解説
simpleLiteの内容について解説します
その他
- カメラキャリブレーション
GPL版とは異なる方法になっています。 - マーカーの作り方
マーカーについての説明と、マーカーパターンデータの作り方。 - 2D-barcode marker
QRコードをもっと荒くしたパターンをマーカーとして用いる方法
技術文書
- ARToolKit Documentation (https://github.com/artoolkit/artoolkit-docs)
英語版