ARToolKitWrapper と ARBaseLib を用いた開発手順

ARToolKit professional for Android の開発手順やTipsの紹介

Section 2.1 開発環境構築

About

まずは、AndroidのARアプリケーションを開発するための環境を構築します。
ここでは、まだNDKを必要としないため、Android SDKとEclipseをセットアップします。

なお、今回使用しているOSは Windows 7 Professional SP1(64bit)です。

開発に必要なソフトウェア

開発にはAndroid SDKとEclipse、Eclipseのプラグイン ADT(Android Development Tools) pluginが必要になります。 これらは、それぞれ下記のサイトで配布されています。

今回はそれぞれ下記のバージョンを使用します。

環境構築については参考になる本が多く出ているのでそれらを参考にしてください。

workspaceの設定

Eclipseのプロジェクトを保存する場所、workspaceを、C:\ar_android\workspaceにします。
Eclipseのショートカットを作成して、プロパティ編集、リンク先に -data C:\ar_android\workspaceを追加します。

eclipse shortcut setting

このあたりは好みによりますので、必要に応じて読み替えてください。

ARToolKitセットアップ

ライセンスを購入された方は、CDもしくはウェブサイトからダウンロードでパッケージのファイルを入手する事になります。

現時点(2013-11-01)では、 ARToolKit5-Android-release16.zipとなっていますので、CDから直接どこかにファイルを展開してください。
この説明での場合は、 c:\ar_android\artoolworksフォルダ内に、 ARToolKit5-Android_r16というフォルダを作成してそこに展開します。

展開された中身は下記のようになります。

フォルダ/ファイル 内容
android ARToolKitのコア部分のNDK用プロジェクトファイル一式。
ソースコード、コンパイル済みライブラリなどが含まれていますので、これを用いてライブラリをリビルドすることが可能です。
bin 各種ツール一式
マーカー作成やNFT用のパターンファイル作成ツールなどが含まれています。
doc ドキュメント一式。ただし英語。マーカー画像などもこのフォルダ内にある。
EclipseProjects 各種サンプルのEclipseのプロジェクトファイルです。
サンプル等はここから取り出して実行することになります。
include libで使用するヘッダファイルが含まれています。
lib コンパイル済みのライブラリが含まれています。
README.txt 読んでください的文書。稀に重要なことが書かれていることがあるらしい。
ChangeLog.txt 変更記録

次のセクションではサンプルプロジェクトの実行方法を説明します。