ARToolKit NFT (ARToolKit NFT Version 3)
exampleNFT1
サンプルコードの使い方などを説明します。
About
もっともシンプルなサンプル、exampleNFT0 に、キーボードを使ってパラメータ等を変更できるようにしたものです。
ビルド方法
ARToolKit NFTをインストールした場所にARToolKit NFTのソリューションファイルがあるので、それを実行します。 今回の環境の場合、C:\ARToolworks\ARToolKitNFT\VisualStudio\vs100\ARToolKit NFT.slnになります。
ソリューションエクスプローラから、[exampleNFT1]を選択し、このプロジェクトのみリビルドします。
[exampleNFT1]プロジェクトが選択されている事を確認してから、[ビルド]->[プロジェクトのみ]->[exampleNFT1のみをリビルド]としてください。
正常終了したら、bin\exampleNFT1_debug.exeができていると思います。
Releaseターゲットの場合はbin\exampleNFT1.exeになります。
実行方法
トラッキング対象画像は、NFTに最初から含まれているピンボールの画像を用います。
それでは、コマンドプロンプトを起動して、下記のように実行してください。
C:\User\ユーザー名> cd %ARTOOLKIT_NFT_ROOT%\bin
C:\ARToolworks\ARToolKitNFT\bin> exampleNFT1.exe Data\pinball\pinball.dat
使い方
下記のキーでそれぞれパラメータ操作が可能です。
Key | Function |
---|---|
(esc) | 終了 |
1 | トラッキングモード変更 FIELD_IMAGE : Interlaced mode(DVカメラなど一部で使用) FRAME_IMAGE : non-Interlaced mode(Default mode、通常のカメラはこのモードを使用する) |
2 | NormalトラッキングモードとFineトラッキングモードの切替 (確認中) |
3 | パターンと識別した画像の一致率の閾値を減少(0.01単位)させて、一致率が低くても一致したとみなして表示する。初期値は0.7、最小値は0.4。 |
4 | パターンと識別した画像の一致率の閾値を増加(0.01単位)させて、一致率が低くても一致したとみなして表示する。初期値は0.7、最小値は1.0。 |
b | ぼかし機能を、適応型(adaptive)と固定型(constant)のどちらかに変更する。初期値は適応型。 |
7 | ぼかし機能が固定型の場合に、ぼかしのレベルを低くする |
8 | ぼかし機能が固定型の場合に、ぼかしのレベルを高くする |
d | デバックモードに入る。画面中に一致率、ぼかしモードなどの数値が表示されます。また、トラッキングしているポイントを表示します。 |
p | 解析にかける画面サイズを変更します。初期値は半分(half)でキャプチャ画面を半分にして使用しています。それ以外に、4分の1(Quad)、フルサイズ(Full)があります。 (確認中) |