ARToolKit NFT (ARToolKit NFT Version 3)
ARToolKit NFT 環境設定
About
この作業は、ARToolKit Professional とリンクさせるための手順になります。
この手順は必ず行ってください。プロジェクトのビルドができなくなります。
環境変数 ARTOOLKIT_4_ROOT の設定
ライブラリのパスを通すために、ARToolKit Professional のインストールフォルダを環境変数として設定します。
[スタートメニュー]->[コンピュータ]上で右クリック->[プロパティ]->[システムの詳細設定]をクリックします。
「詳細設定」のタブに移り、「環境変数」をクリックします。
環境変数を設定します。
ユーザー環境変数内の[新規]で、変数名をARTOOLKIT_4_ROOT、変数値を
C:\ARToolworks\ARToolKit4.5.4とします。
なお、ARToolKit Professioanlのインストール場所が異なる場合は、その値に変更してください。
環境変数 ARTOOLKIT_NFT_ROOT の設定
インストール時に環境変数が設定されるはずですが、もし抜けている場合や、値が異なる場合は正しい値を設定します。
ユーザー環境変数内の[新規]または、一覧から探しだし[編集]で、変数名をARTOOLKIT_NFT_ROOT、変数値をC:\ARToolworks\ARToolKitNFTとします。
なお、ARToolKit NFTのインストール場所が異なる場合は、その値に変更してください。
再起動
通常であれば変更した環境変数が適応されるはずですが、まれに反映されないことがあるので念のためPCを再起動してください。
次のセクションではサンプルをビルドします。
環境変数について
ビルド時や実行時にARToolKit Professional の lib や dll を必要とするためパスを通しています。
わかる人であれば必要なバイナリファイルをNFTのプロジェクト内にコピーしたり、プロジェクトをまるごと持ってくる荒業も使えると思います。
とりあえず、慣れたり理解した次点でソリューションやプロジェクトを組み直し、環境変数は用いないほうがよいかと思います。