PHPの統合開発環境をインストールして、Zend Serverと連携。開発環境を整備します。
Eclipse PHP Development Toolsを略して、Eclipse PDTと呼んでいます。
Javaの統合開発環境で有名なEclipseにプラグインを組み込み、PHPの開発ができるようにしたものです。
EclipseにPDTのプラグインを組み込んでもよいのですが、面倒なので、All-in-One パッケージを使用します。
詳しい説明などはそのページを参照してください。
セットアップする環境はWindows Vista(64bit)となります。
ただ、XPであっても同じですので、手順どおりに進めてみてください。
まず、Zendの公式サイトから、All-in-One Eclipse PDTをダウンロードしてきます。
ダウンロードしたファイルは、Cドライブに「PDT開発ツール」というフォルダを作って、その中に保存してください。
単なる圧縮ファイルなので、適当に展開して、「C:\eclipse_pdt2.0」に展開して出てきたファイルやフォルダをコピーまたは移動してください。
フォルダの中にある、「eclipse.exe」というファイルのショートカットをデスクトップに作成しておきます。
作成したショートカットをダブルクリックしてEclipseを起動します。
起動後、以下のようなウィンドウが開くのでWorkspace:「C:\Zend\Apache2\htdocs」となるようにして、チェックボックスにチェックを入れて「OK」をクリックしてください。
ようやく、Eclipseが起動します。
このままでは何もできないので、右端の矢印っぽいアイコンをクリックします。
さて、ここからプロジェクトを作成、簡単に使えるところまで説明していきますが、Eclipseの使い方の説明文書ではないので、ある程度知っていることを前提としています。
ですので、Eclipseについて知りたい場合は、他のサイトや本をチェックしてください。
Pleiades (プレアデス)を使用することでメニューなどを日本語化することが可能です。
個人的には英語でもさほど苦労しないという事と、ちょくちょく設定しなおしたりしているため、面倒になったという理由から英語のまま使用しています。
なお、この時点で日本語化してもかまいませんが、読み替えは自分で行ってください。
プロジェクトを作成する前に、Eclipse本体の設定を変更します。
これを変更しておかないと文字化けなどの問題がおきやすくなります。
変更内容は、ソースコードの文字コードをUTF-8にすること。改行をUnix、Linuxベースのものにすること。などです。
他にも設定しておいたほうが良いものがあるんですが、とりあえずこれで設定完了とします。