AlmaLinux 8.7
About
Red Hat Enterprise Linux 8 (RHEL8) のクローンOSの一つである、AlmaLinux 8.7 を用いたサーバーの構築や運用中に試したことをベースに、記録として残しているテクニカルノートです。最終的にWebサーバーとして運用することを前提としているため、最小構成とはいえ少し余分なものも含まれていたりします。
あくまで参考レベルとし、これを元にカスタマイズしてもらえればと思います。
環境について
このドキュメントを作成するにあたっては、すべて仮想マシン( VirtualBox ) 上で試しています。OSの基本インストール後は、packer(https://www.packer.io/) を用いて box を作成、vagrant(https://www.vagrantup.com/) で管理するようにしています。 そのような感じですが、
AlmaLinux 8.7 セットアップメモ
OSの基本インストール編
AlmaLiux をセットアップする時の基本構成を作るための手順メモ。
基本的に変わったところはないので、8.6のメモを参考にしてください。仮想マシンの環境を構築する場合は Section 2 から進めればいろいろと手間が省けます。
仮想マシン環境構築
Section 1 でインストールした手順通りに仮想マシンを構築するための手順となります。packerを使って vagrantで使える box を作成します。
- Section 2.1 Tool 準備
- Section 2.2 packer で box 作成 1 OSインストール
- Section 2.3 packer で box 作成 2 provisioners
Windows 11 で VirtualBox と WSL(Hyper-V) を共存させる場合の注意 (2023-01-08)
確認できているのは Windows 11 と VirtualBox 6.1.40 の環境ですが、仮想マシンの cpu数と実行しているPCのCPUコア数が一致させるか、2以上にしないと AlmaLinux の起動時に Kernel Panic が発生します。他人が作成したBoxでも発生する場合は、VagrantFile 内の設定を変えるか、VirualBoxの仮想マシンの設定を書き換える事で動作するようになるので、Kernel Panic が出ている場合はこの設定を見直してみましょう。
データベースサーバー構築編(PostgreSQL)
- Section 3.1 データベースサーバー構築編(PostgreSQL)
- Section 3.2 データベースサーバー構築編(PostgreSQL 公式パッケージ利用)
- Section 3.3 データベースサーバー構築編(PostgreSQL+PostGIS)
Webサーバー(Apache)構築編
Webサーバー(nginx)構築編
Podman環境
AlmaLinux 8.6 とほぼ変わらないのでそちらを参照。