AlmaLinux 9
AlmaLinux 9.0 セットアップメモ
Section 1.1 OSインストール
About
VirtualBox 上にインストールしますが、PCに直接インストールする場合でもほぼ変わらないと思います。
OS イメージの取得
AlmaLinux の公式サイト https://almalinux.org/ から取得します。
ダウンロードから遷移して、アーキテクチャ(ほとんどのケースで x86_64)の中からバージョンを選択します。
「The following mirrors are nearest to you:」のなかから jp ドメインの適当なサイトを選択します。たまに全部置いてないことがあるので、その場合は他のドメインのページを見てみましょう。
iso イメージ、manifest、CHECKSUM がずらっと表示されているので「AlmaLinux-9.0-x86_64-minimal.iso」をダウロードして、適当なフォルダに保存します。
CD/DVDブート
CD/DVDブートすると、何をするか選択するよう求められるので、キーボードを操作して「Install AlmaLinux」を選んでください。
ALMALINUX へようこそ
最初は言語選択です。「日本語 japanese」を選択して、「続行」をクリックして次へ進みます。
インストール概要
どういう設定でインストールするかを設定するための画面です。
一つ一つ確認して設定します。
画面が見切れている気がするのですが……
VirtualBoxのグラフィック設定でVGAになっているためです。メモを作成している環境では、SVGAの設定が無効になってしまったので……
キーボードの設定
基本的にデフォルトのままにしてください。日本語キーボードを繋いでいるのに誤認識して英字101系のキーボードになっていたら、「Japanese」または「日本語」を探して、日本語入力レイアウトにしてください。
言語サポート
「日本語(日本)」になっていれば変更する必要はありません。
時刻と日付
地域を「アジア」、都市は「東京」に変更します。変更を忘れるとタイムスタンプが……となるので忘れない。
さらに、右上にある「ネットワーク時刻(N)」をオンにしてその隣にある歯車アイコンをクリックします。
ntp.jst.mfeed.ad.jpを追加して、もとから入っているものを外しておきます。
rootパスワード
rootアカウントのパスワードを設定します。
rootアカウントをロックはパスワードを設定すれば外れるのですが、外してパスワードを設定しましょう。
また、パスワードによるroot SSHログインを許可は文面そのままの意味ですが、最終的にsshdの設定を変えるのでチェックを外したままで良いでしょう。
ユーザーの作成
rootアカウントがあればユーザーは後で作成できるのですが、ここで作成してしまいます。
ソフトウェア
今回は最小限のインストールにするため、特に変更しないで進めます。
インストール先
インストール先の確認だけなので、問題無ければそのまま完了で。
スクリーンショットの内容は、仮想マシン上に作成している関係でPCにインストールするときとは異なる表記になっています。
ネットワークとホスト名
途中のKDUMPはデフォルトのままでよいので放置してネットワーク設定を行います。
アダプターを選択して、「オン」に切り替えます。DHCPになっていれば自動で設定されるのでそのままで。スクリーンショット内の表示は仮想マシン上のモノなのでちょっと違和感がある内容ですが、それはそういうものという事で。
あとは、下にある「ホスト名」に適切なものを入れて「適応」をクリックしましょう。迷ったら「example.com」や、「~~.localhost」にしておくと良いと思います。
なんで example.com を使うの? https://ja.wikipedia.org/wiki/Example.com
インストールの開始
開発用で公開する前提ではないので、セキュリティポリシーはそのままにしておいて、インストール開始ボタンをクリックして、インストールを開始しましょう。
完了
完了したら、「システムの再起動」をクリックしてPCを再起動しましょう。