Unity 開発環境構築
Unity と VSCode
概要
Unity をインストールすると、Visual Studio Community Edition もセットでインストールされてしまい、企業で使っている方にとっては意図せずにラインセンス違反してしまうので、それを回避するための構築手順書。
とはいえ正直、Visual Stduio は起動までが重いので、Unity + Visual Studio Code の組合せは環境的に軽いのでお勧め。デメリットはそれなりにありますが。
Unity をインストールする
Unity のウェブサイトから、Unity Hub をダウンロードしてインストールしてください。 Unityのバージョンが指定されている人はそれをインストールしましょう。
そうでない場合は、
- とにかく新しいものが正義 → 最新の
- 新しい機能よりも、機能が安定したものが良い → LTS
という基準で選べばよいでしょう。
まぁ、この記事を書いている時点では、2017.4.x(LTS) が安定板、2018.4.x(LTSになると思う) が出たら切換えというのがメンテナンス上は楽かと。
Visual Studio Code をインストールする
関連するものを入れないとスタートにも立てないので少し詳細に。
インストーラーダウンロード
下記からダウンロードします。
VSCode インストール
インストーラーを使ってインストールします。 完了後に、なんか git も入れろとか出るので必要な人は導入してください。
git ツールは、SourceTree が見た目的に使いやすいのでそれを常用しています。 VSCodeからもできるのは知っているのですけどね……
.net SDK インストール
下記サイトから入手して導入します。
Download .NET Core SDK をクリックしてインストらーをダウンロードしてそのままインストール。 インストール後、Windowsをログアウト→再ログイン、または、PC再起動してください。
コマンドプロンプトを起動して、下記コマンドを実行してバージョン情報が表示されることを確認してください。
dotnet --version
表示されない場合は、PC再起動を行っていないか、インストールに失敗していると思います。
VSCode に C# Extention をインストール
VSCodeを起動してサイドメニューバーの「拡張機能」をクリックして、検索に C# を入れて下記ページの拡張機能をインストールします。
- C# for Visual Studio Code (powered by OmniSharp)
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=ms-vscode.csharp
Unity から VSCode に関連付けする
適当なプロジェクトを開いて Edit → Preferences → External Tools 内の External Script Editor のプルダウンから Browse… を選択してください。
Visual Studio Code の実行ファイル( C:\Program Files\Microsoft VS Code\Code.exe ) を選択すれば、ソースコードの編集時にVSCodeが起動するようになります。
Next
次は、Visual Studio Code の拡張機能を設定します。